小包み

 solusさんで誂えていただいたお財布が、我が家へやって来た。

 有馬のアトリエにうかがって革を選んだのが、昨年の秋のこと。それから毎日のようにsolusさんのブログをのぞいては、「そろそろかなー」と思いをはせていた。
 そしてしばらくして、「作り始めました」という記事がアップされて、「完成しました」というお知らせが来て。いよいよご対面の日。

 今日は休日で、寒いけれどとてもいい天気だった。少しだけ早起きして、ちゃんと掃除もして洗濯もして、お迎えする準備を整えてから、自転車で郵便局まで荷物を受け取りに行く。
 「小包み」を受け取る瞬間って、すごく誌的。とてもいい。伝票に「おさいふ」と書かれた小包を荷台に乗せて、開封は気に入りの喫茶店かなぁとも思ったけれど、自宅へ戻る。切れていた電球を取り換えて、部屋を明るくしてコーヒーを入れてから小包を開く。
 こんなふうにして「出会い」までの時間を、思う存分じらす。それが楽しくて幸せ。いきなり開封なんて、もったいない。

 そしていよいよ包装紙を開いたら、新しい革の香りがする。デザインは既に知っていたから、「好き」に違いないのは分かっていたのだけれど、実物をそっと手に触れた瞬間、惚れた。
 最初の感触が、たまらなくやわらかくて、手に吸い付くようで、なんと五感に訴えるお財布だろうか。ずっと触っていたいような、やさしい手触り。表は革のレースで、後ろ姿がまたいいのだ。ずっと眺めていても飽きない。

 solusさんは、私のイメージを思い出しながら作ったと言ってくださった。
 新しいものなのに、ずっと昔からの愛用品のような、不思議な気がするお財布。b0180333_23471728.jpg
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by bag-tentomusi | 2010-02-05 23:50


「知彩庵」より。日々の咀嚼と、紡ぐことば


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