カテゴリ:柿酢日記( 5 )

柿酢日記④

 昨年の秋から仕込んでいた「柿酢」。
 仕込みと言っても、9Lの梅干壷に柿を入れて、たまにかき混ぜてニヤニヤしていただけだが。

 1ヶ月経つころから酢いぃ臭いが、壷を置いてある玄関中に充満していた。いかにも「酢」の、鼻をつく臭いである。
 それが、ある日を境にして、あんまり臭いがしなくなってきた。
 これは、酸化が進み過ぎて、水になろうとしているのでは?と焦ってザルで漉す。

 何度か漉した後、一升瓶に詰めたのがこちら。
 ほぼ1升の柿酢が出来上がった。
b0180333_22241027.jpg

 味は、米酢に比べるとかなり水っぽいが、柿というよりもちゃんと酢の味がする。
 最近はやりの、フルーツビネガーという感じ。
 しばらくすると、上澄み液は透明度のあるオレンジ色になった。
b0180333_22281482.jpg

 上は原液。
 これをまずは、砂糖と水で割って飲んでみる。
 酵母菌が発生しまくっていた状態のことを思い出すと、ちょっとオエッってなるが、なかなか美味しい。
 ドリンク以外の使い方も、いろいろ考えてみるとしよう。

 以前の様子はこちら→ 
  柿酢日記③
  柿酢日記②
  柿酢日記①
[PR]
by bag-tentomusi | 2012-02-22 22:32 | 柿酢日記

梅酢日記③→柿酢日記③

 b0180333_23285470.jpg
 ポコ・・・ポコ・・・・・・ポコ。
 
 酵母菌さんがお話をしています。

 ポコ・・・・・・ポコ・・・・・・ポコ。

 表面にある白い膜は、カビではありません。
 少しなめてみると、穀物のような味がしました。

 ポコ・・・・・・・・・・・・ポコ。

 夜中の台所で壷を抱っこして、酵母菌のささやきを聞きます。

 ポコ。
[PR]
by bag-tentomusi | 2011-12-09 23:29 | 柿酢日記

柿酢日記③

 ヨーグルトのような香りがただよっている。
 
 柿酢さまの頬かむりをとると、表面がボコボコと発酵している。2日前の様子と、大違いだ。
b0180333_2285247.jpg


 かき混ぜた後の様子。
 棒を入れると、ズボッと液体が湧いてきた。
 甘酸っぱい「柿ジュース」のような味。
b0180333_2291453.jpg

[PR]
by bag-tentomusi | 2011-12-01 22:10 | 柿酢日記

柿酢日記②

 柿酢の仕込みより、1週間近くが経過した。
 最近は、実が鈴なりになって今にも落下しそうな柿の木を見ると、「あー、欲しい。どうせ落とすなら酢にしたい。」と、指をくわえる日々である。
 日本全国、こんなに柿が生っているのだから、自宅で柿酢をこしらえるのは、たいへん理にかなっていると思う。これで、1年の酢の需要はまかなえるわけだ。いちいち、高い米酢を買わなくていいわけだ。
b0180333_23554861.jpg
 さて、我が家の柿酢さんもそろそろ柔らかくなったようなので、潰しにかかる。
 まだ、熟成していない柿が浮いているけれども、その他はおもしろいように液体化した。
[PR]
by bag-tentomusi | 2011-11-29 23:57 | 柿酢日記

柿酢日記①

 「柿酢」というのがあるらしい。
 『うたかま』という雑誌の「醸す」特集で知ったのだが、柿を発酵させる(要するに腐らせる)ことで家庭で酢を作ることができるというのだ。そしてこの柿酢というのが、たいへん栄養価に優れ、たとえ醸造に失敗しても植物の虫除けなどに使えるらしい。
 壷の中で柿がじわじわと発酵し、澄んだ酢が作れるなんて!と、興奮して雑誌を眺めていた。

 そして先日、近所のお屋敷に住むご主人が、「庭の柿がたくさん生るから、地面に落としてしまうんだよ」というお言葉を聞きつけ、「酢にしますから、ください!」と飛びついた。多少は面食らった様子のご主人だったが、引き換えに自家製梅干などを瓶に詰めて持参して、30個ほどの柿を分けていただく。
(ちなみに、梅干は「自宅で大量に漬けたのがあるんだけど・・・」と言われた。予想通りではあったが、もはや「私が持っていて彼らが持っていないもの」などないので、何を手土産にしたらいいのだか)。
b0180333_23425863.jpg
 柿酢は、『うたかま』ではドライイーストを入れて発酵を促進するとあった。ネットで検索すると、米酢などを加えている人もいる。私は、「いろいろと加える人もいるが、壷の中に柿を入れておけば自分で発酵していく(だから、余計なことはしなくていい)」という主張が気に入ったので、「余計なことはしない」レシピを選択することにした。
 柿の皮の表面には、よく見ると白い粉のようなものが付着している。これが「酵母菌」だそうだ。この酵母菌を殺さないように、枝からとった柿は洗ったり拭いたりすることなく(無農薬品に限る)壷に放り込み、あとは時々かき混ぜながら発酵を見守っていくのが、まぁ、コツと言えばコツのようである。
 柿は、「できるだけ熟れたもの」をリクエストしたので、すでに酸っぱい臭いがしているものもある。おぉ、酵母菌がいるいる・・・と、これから「醸し」の日々が楽しみである。



 11月23日。9リットルの壷に詰めたもの。→
 ヘタだけとって、あとはそのまんま。



 蓋をすると酵母菌が息をできないので、虫除けの手ぬぐいのみ被せる。
 タコっぽくて、かわいい。
b0180333_23432120.jpg
[PR]
by bag-tentomusi | 2011-11-29 23:49 | 柿酢日記


「知彩庵」より。日々の咀嚼と、紡ぐことば


by bag-tentomusi

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

b0180333_232545100.gif

外部リンク

以前の記事

2013年 11月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧