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今日もしゃべろう

 20日は午前中から、地元の町家再生と空家活用をしているおじさんに、古い民家を見せてもらってしゃべる。
 近所の野菜屋さん兼カフェのお兄さんから、お兄さんの野望についてしゃべる。
 雑貨屋のお姉さんに、町家暮らしのグチをしゃべる。
 家具屋の奥さんと、町づくりの面倒くささについてしゃべる。
 午後から、船時代からの友人と、今のもどかしさについてしゃべる。
 ソウルフラワーユニオンのライブで歌う。

 21日は昼から、弁護士さんとしゃべる。
 その後、姐さんたち2人と、地震後の大阪のことについてしゃべる。
 友人が合流して、さらにしゃべる。
 
 ソウルフラワーの中川さんは、「今日は、泣いて歌って、吐き出そうや」と言っていた。
 しゃべることで、想いが少し整理されていく。
 今日もしゃべろう。
 明日もしゃべろう。
 ずっとしゃべろう。


*これまでこのブログは、「誰が見てるか分からんから」という思いの方が勝ってしまい、ほとんど公開せずに細々とやってきました。でも、この2連休で色々と話していて、もっとオープンにしたいという気がしてきています。
これまではしてこなかったのですが、相互リンクを貼っていただける方は、ぜひお願いします。(って、どうしたらいいのだろう(笑)?)
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by bag-tentomusi | 2011-03-23 00:57

「こんなとき」だから

 本当にひどい状況が続いている。
 それなのに、私と患者さんは毎日、「被災地のことを思えばそれくらいのこと」と言われそうなことで、悩んだり考えたりして日々を過ごしている。

 3月20日~21日で、ソウルフラワーが大阪でライブ予定だったのだが、ホームページを見る限り、延期することはないようだ。「不謹慎」とか言われかねない状況でありながら、よくぞと思う。

 福島のことが気になって仕方なく、悔しくて、悲しい。
 ただ、、そんな今も、今までと同じようにホームレスの方や病気や障害を持つ方や貧困に苦しむ方はいて、その現状が何か変わったわけではない。もし変わったとしたら、「相対的」な見方が変わっただけに過ぎない。
 「ひねくれてる」と言われても、そんなふうに思う。
 「こんなときだから」こそ、当たり前のことを当たり前に、目の前のことを誠実やることは強い。「こんなときだから」「非常事態だから」という理屈で、彼らを切り捨ててはいけないと思う。これから被害が長引くにつれて、そのような空気に社会全体がなってくることを、とても恐れる。
 
 「非常事態」「こんなとき」「不謹慎」「自粛」という言葉にまどわされて、
 しゃべることをやめてはいけない。
 笑うことをやめてはいけない。
 誰かを楽しませることをやめてはいけない。
 自分が楽しむことをやめてはいけない。
 目の前の「ちっぽけな」問題に取り組むことをやめてはいけない。
 歌うことをやめてはいけない。
 「自粛」からは何も生まれない。
 そしてもし、ほんの少し元気が残っているのなら、自分にできることを考えよう。
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by bag-tentomusi | 2011-03-18 01:34

震災

 今回の震災で、被災された方やそのご家族、ご友人の方々に、お見舞い申し上げます。

 ついに「ヒバクシャ」を出してしまった。
 「とにかく西へ逃げろ」と言われるなんて、きっと不安だろう。
  
 東電や政府の会見は行なわれているけれど、実際に現場で作業をする人のことが気になって仕方ない。
 余震が続くなか、放射能を浴びるかも知れない場所で修理や作業に追われているであろう作業員の方のご家族は、どんな思いで送り出し、どんな思いで帰りを待っているのだろうか。 
  「行くな」と言っても、誰から行かなくてはいけない。そういう人の存在の上で、原発はなりたってきた。 
 
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by bag-tentomusi | 2011-03-13 00:49

とうっ!

 2日前に同居人さんと、近所の種やさんへ行く。
 色々と物色していると、外にほだ木(椎茸の原木)が転がっている。
 すると、ほだ木が私に話しかけてくるではないか。
 2年したら、椎茸を出すよ。
 その後、2年は頑張るよ。
 2年前待つ甲斐はあるよ。美味しいよ。
 ・・・。1本購入。

 プラントですぐに出てくる椎茸とは違って、原木は手間がかかるが、味は全く違うらしい。
 おもしろいのは、原木をバシッとたたいてやったり、冷たい水に厳しく放り込んだりすると、菌がびっくりして、椎茸がピョンと飛び出てくるんだとか。
 楽しみな奴だ。

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 今日は、岸和田の有機農家さんのもとにお手伝い(と言うか遊び)に行った。
 帰りに、とうの立った小松菜と、とうの立った白菜と、とうの立った青梗菜と、とうの立ったレタスと、とうの立ってないほうれん草をいただいて帰る。
 すべて、菜の花のような花が咲いていて売り物にならないらしいが、その花が美味しいらしい。
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 今日は、葉っぱづくし。
 しばらくはまた、食費(野菜)のいらない日々となる。 
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by bag-tentomusi | 2011-03-08 23:44

ルサンチマン

 携帯サイトでカンニングをした予備校生が、逮捕されたらしい。
 「偽計業務妨害容疑」だとか。
 私は朝日新聞しか読んでいないが、ここ1週間、連日の一面報道。今日の朝刊のトップ記事は「19歳予備校生逮捕」とある。

 いや、しかし、よく考えたら(よく考えなくても)、たかが「カンニング」である。
 記事にするなとは言わないが、明らかに3面記事ではないか?19歳の少年の出来心を、そこまで血祭りにあげる必要があるのだろうか。
 いつの時代も、カンニングというのは存在したわけで、メモを見たり、机に書いたり、鏡を使ったり、替え玉があったりした。今回の手法が多少「現代的」だっただけで、何もそんなに驚くことではない。少なくとも、連日一面記事にすることではない。ましてや、逮捕するほどのことか。

 「社会的影響が大きくなったから逮捕に踏み切った」らしいが、社会的影響を大きくした主語は誰なのか、たぶん誰もはっきりと答えられない。それぞれの大学が、不合格にするなり対処すれば済む話ではなかったのだろうか。「大学側が内部調査など事務作業に追われた」ことが「業務妨害」にあたるらしいが、それも含めて、入試業務なんじゃないのか。そもそも、彼一人がその大学に受かろうが落ちようが、いったい誰が迷惑するのだろう。

 それにしても、サイトへの投稿者がほんの3、4日で特定されることが恐ろしい。公権力に「見せろ」と言われたら、こんなに速やかに「協力」できてしまうのか。「いやいや、そんなことしたらユーザーの匿名性が損なわれてしまう。表現の自由にかかわらないか?」みたいな議論が、少なくともサイト運営会社の社内であった末の決断だといいのだが。

 大学側も、投稿された内容に類似した回答を探し出して、「いつでも差し出す」と言っているらしいが、仮にも自分のところの学生になったかも知れない若者で、大学は教育機関のはずだ。「うちは不合格にするし、自分のところで対応するから、逮捕だけは勘弁したってください」くらいのことを言える大人が、一人もいなったったのだろうか。告訴はないだろう。
 少年よ、君が死に物狂いで飛び込もうとした最高学府は、所詮、その程度のものなんやで。 

 今回の報道と逮捕に、どうしようもないルサンチマンが渦巻いているような気がする。
 たぶん、多くの人が「そこまでしなくても」と、内心では思っている。
 それなのに、誰もそれを言い出せないまま、ことは大きくなっていった。
 
 そこまでして合格にこだわった彼を思う。「追い詰めてごめんよ。つらかったな」って言ってあげられる大人が、彼の周囲にたった一人でもいることを、祈る。
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by bag-tentomusi | 2011-03-05 01:11


「知彩庵」より。日々の咀嚼と、紡ぐことば


by bag-tentomusi

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